優柔〜yu-ju〜 の
ふんわりを作り出す
高い技術と心づかい

ふんわりの秘密 ひとつめ

糸と織りのバランス

「優柔〜yu-ju〜」は、「然」及び「拭」の裏地に「特上総理」を使用しています。丈夫で厚みのある糸が、「総理」の120%以上の密度で織られているため、格別な柔らかさに仕上がっています。優しく織り詰められた、細い糸では出せない滑らかさは、フェイスケア・スキンケアに適しており、きめ細かい泡立ちが不可欠の洗顔の際にも、自然な美肌をサポートします。

糸と織りのバランス
ふんわりの秘密 ふたつめ

まぼろしの「シャトル織機」

「優柔〜yu-ju〜」は、シャトル織機(ショッキ)という織機を採用しています。
通常の織機は糸を風圧や水圧で通し高速で織りますが、シャトル織機はその名の通り、シャトルを行き来させて、通常の織機の五倍から六倍の時間をかけて丁寧に織り上げます。非常に低速で織るため、糸に負担がかからず、凹凸のある柔らかい風合いの生地になります。
この織機で織られた木綿は幻の地場産品と呼ばれており、「優柔〜yu-ju〜」の風合いに欠かせない存在となっています。

まぼろしの「シャトル織機」
ふんわりの秘密 みっつめ

洗って、洗って、ふんわり

洋晒では、生地を晒した後のプリント工程の為に、生地の表面の毛羽(ケバ)はすべて焼いてしまいます。
堺和晒は、織りあがったそのままの状態の生地を使用します。もちろん毛羽は、そのまま残っています。この毛羽と、生地にストレスをかけない和晒の製法が重なり、吸水性や通気性の高い、ふんわりとした堺和晒が出来上がります。目には見えませんが、洗えば洗うほど毛羽が立って柔らかくなっていくのです。

洗って、洗って、ふんわり
ふんわりの秘密 よっつめ

ゆっくり、じっくり、ふんわり

現在では、生地に圧力をかけて短時間(一時間未満)で仕上げる洋晒が主流となっています。短時間・高圧力で晒された木綿の繊維は、やや扁平になってしまいます。
これに対して堺和晒は、大きな和晒専用の釜で、通常四日間かけて生地を炊きます。余分な圧力が一切かかっていないため、木綿の繊維は円形を保ったままです。
この円形の繊維が、優しくて柔らかい肌触りを生み出すのです。

ゆっくり、じっくり、ふんわり